「何かやりたいけれど、活動テーマが見つからないあなたへ」2枚目ホルダーが贈る言葉 #2
「本業以外に何かやりたいけれど、活動テーマが見つからない」そんなあなたに8名の2枚目の名刺ホルダーやパラレルキャリア実践者がアドバイス。彼女たちが活動テーマを決めたきっかけとともにご紹介します。
5)色々やってみて、続いたものを育てよう
「まずは小さく始めてみて、続いたものを育てていくといいと思います。」
そう答えてくれたのは、人材派遣のコーディネーターを本業に、Webライターとしても活動する野口美晴さん。
幼い頃から本が好きで作家になりたいと思っていたけれど、何気ない毎日の中で、作品を完成させることなく就職、出産。
「このままやりたいことをやらずに過ごしていくのだろうか」と悩んだ結果、1人目の育休中にWeb制作会社でインターンを開始。2人目の育休中にWebライターとしてデビューしたそうです。
「ただ、私も最初からライターを目指したわけではなく、フルーツカービングの教室に通ったり、ダンススクールに通ったりしました(笑)。少しでも興味があれば行動してみて、『思ったほど楽しくなかった』『続けるにはハードルが高い』と感じたものは辞めていき、最終的に残ったのがライターでした。そこで『昔から書くことが好きだったな』と思い出したのです。」
物事を続けることと同様、辞めることも勇気がいるもの。「また続かなかった」「何やっても続かない」そう自分を責めてしまいがちです。でも“まずはやってみる”を積み重ね、自分の向き・不向き、快・不快を確かめていくことが、自分らしい仕事を見つける近道になるのかもしれません。
「この仕事、続けていいのかな」そんなあなたに読んで欲しいミハルさんの記事
note:https://note.mu/haru32321/n/n66bf94ab49cd?creator_urlname=haru32321
Twitter:@HaL_n1030
6)期限を決め、集中してテーマ探しをしてみては?
株式会社メルカリで人事をしながら、片付けコンサルタントとしても活動しているyokoさんも、行動しながら自分が取り組むテーマを見つけた一人。
そんなyokoさんが、自分にしっくりくる第2の仕事を見つけたきっかけは?
「ふとスマホの閲覧履歴を見るとインテリアや整理収納に関するものばかりで、『そういえば私は昔から片付けが大好きだったな』と気付きました。それで、育休期間を利用して片付けを仕事にしようと決めたのです。」
自分を支える軸は複数持ちたいと、大学時代からパラレルキャリアを目指していたというyokoさん。いくつものことにチャレンジするも、「やってみたけど違った」という経験が続いたそう。
それでもその経験は本当にやりたいことを見つける過程で必要な「選択肢を1つ消す」作業だと前向きに捉え、行動することを辞めなかったと言います。
「第2の仕事のテーマを見つけたのは、育休期間です。学生時代から「育休をキャリアの空白にしたくない」と考えていたので、絶対にこの1年で情熱を注げる活動を見つけると心に決めていました。それでアンテナが立っていたのだと思います。スマホの閲覧履歴が自然と目に止まりました。」
「やりたいことは急に空から降ってはきません」とyokoさん。選択肢がありすぎてどれが最適解かがわからないのなら、まずはたくさんある選択肢を潰していって、何が残るかを確かめるのも一つの手だと教えてくれました。
やってみたことが自分のテーマとは違っても、それは本当にやりたいことに近づくために必要なこと。そう考えると、もう少し気軽に始めの一歩が踏み出せそうな気がします。
独自のサービスプランを作り、「片付けコンサルタント」としての活動を発信中!
HP:http://yokohome1.strikingly.com
Blog:https://note.mu/yokoshina
7)興味のあることを片っ端からやってこそ、「やりたいこと」は見つかります
やっぱり大事なのは「とにかく動いてみること」のようです。
一般企業で営業事務として働くshionさんの第2の仕事はフラワーフォトグラファー。
フォトグラファーを始めるきっかけになったのが、友人の結婚パーティーでカメラマンをしたこと。得意なカメラで人に喜んでもらえることにやりがいを感じ、「これをもう一つの仕事にしたい」と思ったそうです。
「でも、写真で人の役に立ちたいと思っても、それだけでは漠然としすぎていますよね。具体的にどんな写真を撮りたいのかを探るべく、人物、動物、食べ物、建物など、様々な被写体をひたすら撮り続けました。」
また撮影サービスをしたいのか、写真を販売したいのか、どんな仕事で人の役に立ちたいのかを自問。トキメキを感じない被写体やしっくりこなかった提供方法を辞めていった結果、本当に自分が「好き」なもの「やりたいこと」を見つけ出しました。
「続かなかったらどうしようとはじめの一歩は慎重になりがちなものですが、まずはやってみることが大切だと思います。しっくりこないこと、好きじゃないことだって、自分を知るための材料になるのですから。」
shionさんの「しっくり」が詰まったブログやSNSはこちら
インスタグラム:https://www.instagram.com/shiooont/
ブログ:http://blog.livedoor.jp/photolife_s/
note:https://note.mu/shionphoto
8)無意識に続けていることやよく考えていることは何?
最後のコメントは、本業=調剤薬局薬剤師&経理、第2の仕事=イラストレーターと、畑違いのテーマでパラレルキャリアを実践しているあさかみまきこさん。
幼い頃から日常的に描いていたイラストをSNSにアップしていったところ、似顔絵やグッズ製作の依頼や出展の誘いが舞い込むようになり、いつの間にか第2の仕事になっていたそう。
「SNSで発信したことが大きかったです。私もそうでしたが、自分の好きなこと、得意なことがわからない方は、まず最初にまわりの声を聞いてみるのもオススメです。また無意識にやっていることや考えていることがパラレルキャリアの芽になることも。
少しでも興味のあることは全て小さく始めてみる。そして我慢して続けていることは辞めてみる。そうして自然に残ったことを深め、人の輪を広げていくといいと思います。」
あなたが無意識にやっていること。考えていることは何ですか?
まずは自分自身と対話をしてみることが、第2のテーマを知るための第一歩になるかもしれません。
あさかみさんのインスタには地方で活躍するヒントも!?
インスタグラム:https://www.instagram.com/oekakimaco/
まずは行動、次に発信。そこから輪が広がっていく
いかがでしたか?
8名のアドバイスに共通するのは、「立ち止まっていないで、小さなことでもやってみること」。そしてそれを「発信すること」。
続かなかったらどうしよう、やりたいことがいっぱいありすぎてどうすればいいかわからないと悩んでいるなんてもったいない!
気になることから、最初の一歩を踏み出してみましょう!
1)とにかく外に出て、気になる活動に参加しよう!
2)あなたが「こうなったらいいな」と思う社会は、どんな社会?
3)やってみて、深ぼって、発信しよう!
4)あなたが人よりちょっと得意なこと、どうすれば誰かに役立てられる?
5)色々やってみて、続いたものを育てよう
6)期限を決め、集中してテーマ探しをしてみては?
7)興味のあることを片っ端からやってこそ「やりたいこと」は見つかります
8)無意識に続けていることやよく考えていることは何?
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